2009年5月31日 (日)

///M3-31 納車から約1年

先ほどE46M3のカタログをペラペラと捲りながらお茶をすすってました。

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カタログの中で、343馬力を7900rpmで発生する3.2Lエンジンであることを誇るあまり、ヘリコプターを引き合いに出しています。流石に空を飛ぶことは出来ませが、確かに3.2リッターのNAが343馬力実現し、公道用エンジンとして量産したことは当時として素晴らしい技術だったと思います。

しかし世は変わりました。当時のカタログ上のスペックだけ見れば、M3の馬力とかエンジンのフレキシビリティ等が今となってはそれほど特別には思えないことでしょう。見渡せば自主規制撤廃後の国産車では、300馬力以上出すクルマがいくつもあります。割高な輸入車よりも魅力的に感じる国産車がいっぱいあります。

白状すると、もともと私はクルマ嫌いで…しかも輸入車を、特にドイツ車を、値段の高い低スペック乗り物としか認識していない時期がありました(反省)。ポルシェとかならいざ知らず、普通の乗用車の形をしたメルセデスとかBMWを、国産車と装備やカタログ上の馬力等と比較して、割高だと考えて何となく敬遠していたのです。

しかし乗れば分かるのですが、BMWは「走る」という点を中心にクルマの味が豊かなのです。悪く言えばクルマが、その存在感を過剰に主張するとも言えます。過剰さを「雑」で疲れると感じることもあるかもしれません。(ここが欠点だと思われるのであればメルセデスという選択もあるとのことです←私はメルセデスの事を良く知らないので何処かで読んだ話の受け売りです。)要するにBMWはクルマの味付けが巧みで、数値では表せない要素がぎっしとり詰まっているのです。同じ300馬力の「クルマ」と呼ばれていても違いが大きいのです。これを例え話で説明すると、言われ尽くされてることであって、あらためて私がここで書くような事ではないのですが、食べ物と似ています。例えば牛肉などは産地やブランドが違うと、もはや同じ食べ物とは言えなくなります。100gの「はせ甚」の和牛と普通のスーパーで売っている100gの輸入牛が全く違う食べ物である様に分かりやすい違いがあるのだと思います。

(とは言うもののBMWはやはり割高なのかなぁ。その根拠の一つが中古市場での評価です。M系の一部を除くと新車からの値落ちが激しいような印象が強いです。中古市場の評価はシビアで公正な部分があるかと…。どうもBMWの新車価格は1割から2割ほど高いように思います。)

さて、話を戻すと…。E46のM3はもはや3リッタークラスとしては特に驚くには値しないスペックと言えるかもしれません。しかしこのクルマには、これが設計されたクルマ史の背景などが存在していて、この時代にしか実現し得なかった味が贅沢に織り込まれてるのではないでしょうか。こればかりはオーナーとなって走らないと分からないところです。

この味の要因としては意図して作り混まれたものも多くありますが、決定的なのは意図しないままにクルマへと注ぎ込まれた血のようなものの違いだと感じてます。クルマは機械であって生き物ではありませんが、ある種のクルマには生き物のような血統があるようです。M3もその一例だと思います。M3にはゲルマン人のクルマ造りの拘りとか、欧州のサーキットでの生い立ち等や豊かなクルマ文化的歴史等で培われたDNAが存在していて、そのDNAがこのクルマの特徴を際だたせているように感じています。「血は争われない」と言ったところでしょうか。血が濃すぎる故に、E46M3はエンジン・車体・足周り…何もかも際だった癖のある乗り物になってこの世に出て来たのでしょうねぇ…。約1年ほど乗り込んでみて感じ続けてきた事です。

さて、化石燃料を盛大に燃やして走るM3のようなクルマに、果たしてあと何年乗れるのでしょうか?どうやら世の中のクルマの話題はプリウス一色です。人類がクルマに乗り続けるのであれば脱化石燃料は避けられない選択です。しかしハイブリッドカー等の次世代自動車が、歴史を刻んで味わいを深めるまで、まだまだ時間がかかりそうです。そのころには恐らく私は反射神経もセンスも衰えたジジイになっているような…。その意味でも今の時期にM3と付き合っているという事は貴重なんだなぁと、このクルマとの出会いに感謝しています。

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2009年5月29日 (金)

焼とん屋にて…

rain雨の中、仕事の帰り道。週末の開放感の中で焼とん屋に寄りました。。兎に角、ここのホッピーは濃い。中ジョッキのグラスに並々と焼酎が注がれるから、ホッピーの入る隙がほとんどないのです。

久しぶりの店には元気なオッサンたちがワイワイと呑んでいました。今日の客は入れ墨を入れている人やら錦鯉の柄のシャツを着た大きな人等が多くて賑やか。力こぶ自慢をしている髭のオッサンまでいました。下町を思わせる元気な空間が嬉しいです。同じくオッサンである私はのんびりと、賑やかで元気な人たちの谷間でこじんまりと独り呑み。う~ん、今夜のホッピーは沁みる。

ふと気がつくと、横の二人組がなにやら聞き覚えのある単語を発していました。「プロアームは云々」とか「4L3」とか「FB」とか「トマゼリ」とか…「R2」だの「ロー・レプ」だのと。ニヤリとしました「あ~、こいつらも単車乗りだ」と。酔いの回った瞬間についつい声をかけてしまいました。

体重が100kg程ありそうな錦鯉の和シャツの男が私に「お、何?。あんた何に乗ってんの?」と質問。

「忍者」と私が言うと強面をにんまりとさせて

「Aの幾つ?」と嬉しそう。

「A8」と私が答えると錦鯉さんは

「17も良いけれどフロント周りのシルエットは16が好きだ」とか。

逆に私が「おたくさんは?」って聞くと

「FCだよ。FBの外装」とのこと。色は赤とのこと。

「赤かぁ。FZのイメージは青でしたよね」なんて私が言うと

錦鯉さん曰く「あの青はFZにしか似合わない。俺はFBの赤が好きでさ、でもメカ的にはやっぱFC。分かる?」ときた。錦鯉さんは携帯に保存している写真を私に見せてくれた。奥多摩の写真だ。ビートのショート管にオーリンズのフルアジャスタブルが美しい…。

しばし談笑。「空冷か水冷か」とか。「最近行ったメンテ」の話とかP1010708 。最後に「ハーレーってのはアレ(秘密)」だとか色々と話しました。私と価値観の合う紳士でした。

ふと、錦鯉の男の連れが口を開いて「俺はFCだよ。オープンのやつ。」

それを聞いた私は一瞬オープンの意味が分からなかったのですが…FCのオープンって何だ?…でも解説を聞いてやっと分かった。どうもFDの前の世代のFCにはオープンのモデルがあるらしい…。錦鯉の男は連れに向かって「四つ輪なんか卒業しろ、お前も単車に戻れ」と説教していました。

と、まぁ、そんな会話をきっかけに色々と話しました。今夜、わたしは一杯で終了(^^)。握手なんかして別れました。酒場ではありがちな、怪しげな友情の交換でした。

しかし、世の単車乗りは雨が降るとエネルギーの持って行き場を失ってこんな鉄道ガード下みたいな所で憂さ晴らしですか?単車に燃料を入れる代わりに自分に燃料投下?beerいつか晴れた日に奥多摩あたりで会おうね~。

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2009年5月23日 (土)

キャブのオーバーホール

GPZ900RのキャブはKEIHINのCVK。

先日、仕事で板橋区内へ行くつもりで単車を引っ張り出した…。ところが忍者のエンジンの4気筒の内、1番が死亡状態。仕方なく出張はクルマで行くことにして単車は後日に整備することにしました。

休みの日の午前中に単車をばらしました。まずはガソリンが来ているか確認。次に点火を確認。最後に圧縮を確認。何れも問題無し。

「うーん。キャブか…」と言うわけでオーバーホールしました。キャブをばらしてクリーナーで洗浄して詰まりをチェックして組み直して同調を取るだけなのですが、これが正解でした。エンジンはバッチリでした。10,000回転まで一気に回りました。ラフにアクセルを開けるとパワーリフトするという想定外の快調さ。10年以上の付き合いとなるオンボロな単車ですが手を入れればちゃんと応えてくれるのが嬉しい。

嬉しい勢いであちこち清掃しました。実は最近…ちらっと買い換えを考えていたのですがそんな思いは吹き飛びました(^^)。機械モノは正直です。電子化されていいないシンプルな機械はわかりやすくて良いです。とにかく昭和生まれの川崎重工の単車はメンテさえ怠らなければ20年以上楽しめると確信しました。

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